にーよーです。
最近メディアを通じて「老後2000万円問題」の言葉を耳にするようになりました。僕も現役サラリーマンをしている真っ只中ですが、こういった話を聞くと将来に対する不安を持つ方が多いのではないでしょうか?
そのような中、資産運用について
・まだ何も始められてない
・何から始めればいいか分からない
・給与が限られていて、優先順位が分からない
・今までしている運用を辞めるべきか決断が出来ない
と感じ、なかなか行動に移す事が出来ていない方に向けて、今回の記事ではこれからの資産運用について、辞める事とまず最初に始める事についてお話出来たらと思います。
僕は現在、社会人7年目で、まだ奨学金返済等の支払いも抱えている状況ですが、以下の事を実行する事で、将来に対する不安が少しずつ和らぐようになってきました。あらかじめお伝えさせて頂きますが、この行動を移すきっかけや再確認が出来たのは、YouTube等で活躍されている「リベラルアーツ大学」の両@学長の影響がとても大きかったです。
辞めた事
個人年金の解約
恥ずかしい話、社会人3年目くらいに個人年金について契約していた事に気づきました。
僕が個人年金を契約したきっかけは、大学卒業間近にこれから社会人になるという事で親族の紹介で保険マンを紹介された事でした。はじめは生命保険と医療保険の話を伺う予定でしたが、知らない間に個人年金まで契約していました。おそらく当時の僕の気持ちとしては、話が長かったので何でも合わせていってたら個人年金の契約もついOKを出していたのだと思います。
今さらですが、当時の僕は金融について知識ゼロだった為にカモにされていたのだと思います。気づいた時は、自分の知識不足に対して悔しい気持ちになりました。
余談にはなりますが、これらの知識はFP資格で養う事が出来ます。過去にFP3級試験についてまとめている記事がありますので合わせてご覧ください。

お金に関する先生(勝手にそう思っています)である、両@学長も保険は保険、資産運用は資産運用で行うべきだと話していました。
個人年金は若い内に解約すると元本割れが殆どであり、運用益も運用時間を考慮すると割に合っていないと感じます。
実際に僕は、元本割れ覚悟で解約し、その資金を以下で触れます積立NISAにシフトする事に行動を移しました。
生命・医療保険の解約
次に生命・医療保険の解約を行いました。理由は公的保険を中心に改めて保険について考えたいと思ったからです。また僕の場合は、保険と個人年金を同じ保険マンから契約していたので、保険マンに対する信用の欠落も含め解約しました。当時は生命・医療保険に毎月1万円程払っていたと思います。
現在は、再度自分自身しっかりと考え、公的保険でカバーできないリスクのみ民間保険に加入しており、安い保険料でリスクに備える事が出来ております。
財形貯蓄の解約
財形貯蓄を始めたきっかけは、社会人になり新入社員の研修の時に加入時期があったのですが、周りが始める人が多かったので合わせたかたちです。
財形貯蓄についても無知で恥ずかしい限りですが、大きなメリットは給与天引きで貯蓄が出来る為、お金の管理が苦手な方でも自動的に貯蓄が出来るという事だけという仕組みを知りませんでした。
僕の場合は、財形貯蓄とは別に貯金口座を作って管理していた為、そもそも財形貯蓄の必要がありませんでした。
しかも、財形貯蓄は金利が付かないという事も知らなかった為、財形貯蓄について理解した時はショックでした。
始めた事
積立NISA
始めた事の1番目は積立NISAでした。積立NISAのメリットは非課税で優良商品を長期運用できる点です。運用を始めた時期は2020年の1月で、コロナショックで世界経済がかなり落ち込んでいた時期に運用開始しました。
最初、NISAと積立NISAとどちらで運用するか悩みましたが、僕の考えとしては金利の高い貯金口座の役割の位置づけでいましたので、基本的には取り崩さないで長期で運用できる積立NISAを選択しました。
人によってはNISAの方が合っていると思う方もいらっしゃると思いますので、自分の考えに合った方をご検討下さい。
確定拠出型年金(DC)
次に行った事は確定拠出年金の見直しでした。
確定拠出年金(DC)とは、加入者ごとに拠出された掛金を加入者自らが運用し、その運用結果に基づいて給付額が決定される年金制度で、「企業型(DC)」と「個人型年金(iDeCo)」の2種類があります。どちらも60歳まで引き出す事ができない点がNISAと異なり、注意する点です。
僕自身、本当はiDeCoでの運用が第一希望であったのですが、会社が導入している企業型DCの現状により、運用する事が出来ませんでした。
ご検討されている方は、iDeCo 加入の前に一度自分の会社の人事部に確認する事をおすすめします。
また、確定拠出型年金にはマッチング拠出(掛金に上乗せして加入者が一定の条件で掛金を拠出する仕組み)という制度があり、現在僕は、その制度を活用して無理のない程度に運用しております。
持株会
こちらは務めている会社によって、この制度を設けているかどうかが分かれていますので、あくまでも現在僕が行っている資産運用の紹介になります。
持株会とは、持ち株制度によって株式を取得する会の事で、従業員の給料から天引きして、共同で勤務先の会社の株を購入し、購入後に天引きした額に応じて再分配するというものです。
持株会を運用するメリットは、奨励金(会社が一定の割合で購入金額を上乗せしてくれる という制度)がある事です。僕の会社では奨励金が10%に設定されている為、例えば、毎月5000円ずつ積立投資すると設定していれば、実際には会社の奨励金が拠出金の10%分の500円が上乗せされている形になります。
何より僕は、今の会社の未来を良い方向に変えていく人材になりたいと思っている為、持株会制度に投資をしています。
まとめ
最初に始める事を3つ紹介しましたが、僕の中の優先順位は話した順の通り、①積立NISA(毎月約33000円)、②確定拠出年金(マッチング拠出活用)、③持株会(無理のない程度)になります。
まずは積立NISAの年間40万円の満額運用が最優先だと思います。
ただ、現状として毎月の収入から運用資金を確保する事が難しいと感じている方は、是非、固定費の見直しを行って下さい。辞める事3つも固定費削減に大きく貢献できると思います。
また、家計簿管理から気づく事もありますので、今回を機会に始めてみてはいかがでしょうか。家計簿管理に関する僕なりの管理方法の記事もありますので、もし良かったら参考にしてみて下さい。

固定費の削減から運用資金を作り、将来への備え(資産運用)>現在の備え(保険)の仕組みを作り、将来のお金に対する不安を無くして豊かな人生に繋げていけたらなと思います。
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