にーよーです。
近年、「人生100年時代」「老後2000万円問題」という言葉をよく耳にするようになりました。その時代を生き抜く中で金融リテラシーの習得はより重要なものになってきました。
金融リテラシーの向上において、ファイナンシャルプランナー(FP)資格はとても良い資格です。
これからFP3級試験に挑戦しようと思っている方に試験概要と、僕自身2021年9月実施された試験の合格までの流学習方法を紹介させて頂きます。
資格取得を目指したきっかけ
僕は幼い頃からおこずかいを貰っては使わず、貯金するような性格でした。その幼少期の性格からか、社会人になった今でも、貯金を意識した生活を送っています。
その中でも最近は考え方を少し変えるようにしています。ただ貯金するのではなく、「固定費の見直し」や「資産運用」とより深いところまで考え始めました。
自分なりの「固定費の見直し」や「資産運用」について実践していき、周りにもアウトプットするようになってから、もっとお金の事に詳しくなりたいと思うようになり、FP3級を目指しました。
試験概要
FP技能検定に1級、2級、3級の3つの等級があり、学科試験と実技試験があります。この学科試験と実技試験の両方を合格してFP技能試験の合格となります。3級を合格して2級へという流れなのでいきなり2級の試験は受ける事が出来ません。
試験科目は以下の6つになります。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
また、実技試験は「きんざい」と「FP協会」 と2つのうちからどちらかを選んで受験する形になります。 申し込む際に自分で選びます。
従って、学科試験は「きんざい」でも「FP協会でも」同じ問題ですが、実技試験は異なる形になります。
概要については以下に公式HPを掲載しています。申し込みもこちらからできます。
→日本FP協会リンク
合格率
直近の2021年5月の受検者数と合格率になります。
【試験結果】 | ||||
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学科・実技 | 受検 申請者数 | 受検者数 (イ) | 合格者数 (ロ) | 合格率 (ロ)/(イ) |
学科試験 | 45,331 | 36,378 | 30,284 | 83.25% |
実技試験 (資産設計提案業務) | 45,790 | 36,691 | 28,122 | 76.65% |
過去を見ても、平均して合格率8割ぐらいかなと思います。
合格までの学習時間と学習方法
一般的には1日2時間ずつ学習して2か月から3か月と言われております。
僕の場合は2か月くらいでした。
学習ルーティンとしては平日会社終わりに1時間、休日は午前中にスタバやコメダ珈琲などのカフェに行って3時間という感じでした。
学習方法はまずは教科書を全てをざっと1周する。2周目は1分野毎に簡単に要点をまとめ、学科テストを解く。これを最後の分野まで行った後に、実技テストを行う。
本番1週間前は、学科、実技を交互に解いていく。
この方法で合格する事が出来ました。
僕の場合は、不動産、相続・事業承継の分野を実際に経験した事がなかったので、特にこの分野に対する理解を深める事を意識しました。
独学の学習ツールの紹介
FP3級試験は独学で合格できます。
独学に使った参考書になります。
このシリーズは大変人気があり、テキストと問題集の2冊を購入しました。
試験1週間まで、ひたすらこの2冊だけをしました。
また、プラスαですき間時間も活用したい方は、無料アプリ(過去問道場)もおすすめですので、携帯のアプリからインストールして頂ければと思います。
上記から、独学でも十分に合格は可能ですが、もし基本からしっかりプロの講師を通して学習を進めたいという方は、おすすめの通信教育もありますので、自分に合った学習ツールをご検討ください。
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まとめ
FP3級試験を学習してみて、当初から興味がある分野以外にも、ほかの分野まで幅広く知識を付ける事が出来たので、やはり資格取得に向けた学習は大切だと実感しました。
また、実際に会社の給与明細や確定拠出年金、積立NISA等、実践にもすぐに知識を活かす事が出来ているので、皆さんも少しでも興味がありましたら、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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